About Us
音楽が好きでよく聴いている人はたくさんいますが、
音楽を奏でる楽器に触れる機会に恵まれる人はごくわずかです。
楽器を使って音楽を提供するには、音楽の基本要素を理解して、
実演に至るまでの基礎訓練が必要です。
ハノン津軽三味線教室では、初級レベルの早期脱出を目的とし、
従来のお稽古方法にとらわれず、主に旋律のもととなる拍(リズム)と音程(インターバル)に集約したテキストを用意して、最短で身体が楽器に馴染むことを主眼にオンラインで個人指導をしております。
これまでと違ったアプローチの仕方を提供することで、がんばる自分が好きになる、そんな人をたくさん増やしていきたいと思っております。
Is it difficult to learn Tsugaru Shamisen?
津軽三味線は民謡をベースとしているので、音楽的な構造はとても簡単です。
しかしながら、音を出すのがとても難しい楽器で、安定して音を出すに至るまでにも相当な修練が必要です。
初級者は曲のレパートリーを増やすことより、しっかりと音を出す練習に専念することが、
最も早く初級の脱出を可能にすると考えております。
Profile
1968年
青森県つがる市生まれ。
2009年
三絃小田島流仙台本部に入会。
二代目家元小田島徳旺氏に師事。
2011年
東日本大震災を機に実家つがる市に帰省。
弘前市の民謡酒場
「ライブハウス山唄」にて修行。
山田流津軽三味線全国連合会
会主 長峰健一氏に師事。
2015年
第11回全日本津軽三味線シニア大会
チャンピオン。
2022年
津軽三味線世界大会 実行委員長に就任。
2023年
津軽三味線津軽民謡全国大会inびわ湖
大会実行副委員長に就任。
【レギュラー出演場所】
星野リゾート界津軽
アソべの森いわき荘
JR東日本スイートレイン四季島
青森港海の食堂大福丸
津軽藩ねぶた村
Lesson Concept
楽器のなかで最も普及したピアノの学習方法は、初級者はバイエルやハノンを教材に使用して、
徹底して基本の動きを身体に叩き込みます。
この方法が誰もが平均的に最速で演奏に必要な能力が養われるからです。
ハノン津軽三味線教室では、このピアノ学習の考え方を三味線の訓練法に取り入れてみました。
楽曲や民謡伴奏を課題としたものは一切ありません。
身体の動きと正確に音を出すことに特化したレッスン内容になっております。
ピアノ学習のバイエルやハノンのように、手と指の動きが最速で自由になる徹底訓練を行いますので、
初級者の方や伸び悩んでいる方にぜひ受講をおすすめします。
レッスンの受講について
ハノン津軽三味線教室では、オンラインでのレッスンコースをご用意しております。ご自宅からスマホやパソコンでレッスンを受講できます。
オンラインビデオ通話を使用して遠隔で指導します。スマホ・パソコン・タブレットのいずれかとインターネット環境があればすぐにレッスンを開始できます。
レッスンはマンツーマンで行いますので、受講生の上達速度に合わせて着実にレッスン内容をクリアして進めてまいります。
レッスンは1コマ40分です。ご予約は1時間刻みで、朝10:00~深夜26:00の中から予約が空いているお時間帯をご選択ください。1日最大2コマまで受講が可能です。
Course
まだ三味線をお持ちでない方が対象のコースです。
初回はオンラインの動作環境の確認と、三味線購入の方法などをご予算に合わせて相談に応じます。
また、三味線を始めるにあたっての不安なことや疑問などにお答えします。楽器以外に必要な電子メトロノームと電子チューナーが必要となります。こちらはネットで購入可能な三味線に最適なお勧めの商品がございます。
レッスン2回目以降は三味線を購入してお手元に届いてからとなります。
スタートアップコースは次のレッスンメニューで進めていきます。
- 楽器の手入れと扱い方
- 糸の正しい巻き方と交換方法
- 三味線の構え、本体の持ち方
- 撥の持ち方と糸への当て方
- 調弦の方法と東さわりの付け方
以降はレベルアップコースと同じメニューでレッスンを進めます。
パートメニューの説明
1.リズムトレーニング
西洋音楽はリズム・メロディ(旋律)・コード(和音)の3つが主要な要素です。しかし、日本の伝統音楽には一部の例外を除き、和音とリズムの確立した概念がなく、主に旋律(メロディ)と間(タイミング)の二つの要素から成り立っています。間(タイミング)に関していえば、“ヨ~ッ”や“ハッ”の掛け声のあと、間(呼吸)をはかって次の音を出すといった、決して拍数を数えているわけではありません。
日本人は全般的にリズムが苦手といわれる要因でもあると思われます(書籍:友寄隆哉著・日本人のためのリズム感トレーニング理論・リットーミュージック・2014年2月・105ページより引用 )。
ただし例外もあり、東北地方の民謡、特に津軽民謡は連続した音を一定のテンポで繰り出す拍子(タクト)に加え、躍動感(リズム)と高揚感(ビート)も表現内容に求められます。
このパートでは、主にメトロノームを使って、タクト・リズム・ビート・タイミングを意識してリズムを刻む練習をします。民謡のリズムパターンは2拍子・3拍子・4拍子ぐらいで(例外あり)簡単ですが、その土地特有のノリ感覚があるため、まずは機械的に正確なリズムを刻めるようになって、最終的には津軽民謡のスイング感、グルーヴ感の習得をめざします。
2.音程トレーニング
このパートでは、最初に1オクターブ12音が指板上のどこにあるのか、指の筋肉を鍛えながら学習していきます。ポジションを半音ずつ移動しながら、音程(インターバル)を意識して音の間隔を度数(主音からの距離の単位)で認識できるように訓練していきます。
指で押さえるポジション(ツボ・勘所)を度数で言えるようになると、ツボ番号暗記による演奏から脱却できるようになります。
3.音階(スケール)トレーニング
このパートでは、メロディ(旋律)を奏でるベースとなる代表的なメジャースケール(長音階)とマイナースケール(短音階)を暗記して弾けるトレーニングを行います。次に学習するペンタトニックスケール(五音音階)のベースともなる基本の重要なパートです。
4.五音音階(ペンタトニックスケール)のトレーニング
このパートでは、民謡で主に使われる5音で構成するペンタトニックスケールを基にして、たくさんの基本フレーズと指練習を行います。パートの後半ではハジキ(指で糸をはじいて音を加える)がメインのフレーズのトレーニングを行います。
ピアノ練習のハノンやバイエルのように、決まったパターンのフレーズを繰り返し反復練習をしてどんどんレベルアップをしていきます。同時に音程(インターバル)を意識したトレーニングを行うので、譜面暗記に頼ることのない自由な演奏が可能になります。
◎受講をすべて完了して内容をマスターした方は講師として登録することができます。
空いているお時間を利用して指導者として講師料の収入を得ることが可能です。
Fees
レッスン料
区分 | 購入の回数 | 単価(税別) | 総額(税込) | 有効期限 |
---|---|---|---|---|
A | 40分×1回 | 4,000円 | 4,400円 | 3カ月 |
B | 40分×6回 | 3,800円 | 25,080円 | 6カ月 |
C | 40分×12回 | 3,600円 | 47,520円 | 1年間 |
D | 40分×24回 | 3,500円 | 92,400円 | 2年間 |
※受講にはインターネット環境と
Google MeetまたはLINEビデオ通話の利用が必要です。
※レッスン料のお支払いはアプリを
ダウンロードしてご決済ください(クレジットカード可)。
レッスンのご予約・
詳細はアプリから
ハノン津軽三味線教室の
オンラインレッスンアプリを使えば、
ご自宅にいながら、本格的な津軽三味線の
マンツーマン指導を受けられます。
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